「ウォーカー2号」

前回作った電動ドリー「ウォーカー1号」は東京、横浜のクリスマスイルミネーション撮影で、思いのほか活躍し、その無限大の可能性を示してくれました。
しかし、「ウォーカー1号」の欠点として、地面の凸凹が画質に影響する。進む方向がうまく調整できないので、狭い場所では使えないといった欠点があることもわかりました。
年末いつものようにぼんやりネットを巡っていたら、VIMEOでとんでもなく素晴らしいタイムラプス映像を見つけてしまいました!。
HajimeKoyasuさんの映像。

Tokyo Japan. Walking A Time lapse. – Original Special Equipment – from Hajime Koyasu on Vimeo.

この方、HajimeKoyasuさん。どうやら歩道橋の手すりなどを挟み込んで自走できる機材を作ったようなのです。素晴らしいアイデア。街にはすでにドリー用のレールが引いてあったのです。
当然僕も作ってみたくなり設計を始めたのですが、、、僕の工作力では危険すぎて街で使えるものを作るのは不可能なことに気づきました。そこで最終的に「手動でいいじゃん。」という結論に達したのです。手動ならずっと持っているわけだし、挟むようにしなくても添わせて移動すればいいし、移動の早さも勘で調整できるジャンということ!。はじめに考えていた車輪もやめて、家具を移動する時滑りやすくなる滑りグッズ、有名な「カグスベール」のライバル品「ラクにスベール」を貼り付けることにしました。
何しろL型のプレートを作るだけなので製作は簡単でした。しかし、横浜で実際に使ってみたら、吸盤式のカメラスタンドの吸盤が外れて危なく板を落下させそうになりました。歩道橋でやらなくてよかった。原因は板の材質の低発泡樹脂板だったようで空気が漏れていたようです。ここに吸盤用ベースを貼ったら外れなくなりました。それと、1秒に1回の自動シャッターにリズムを合わせて移動するのが難しいです。ここは練習が必要そうです。
そんなわけで、1月1日初詣を兼ねて、地元のお城に練習とテストに行ってきました。画像にはAdobe Premiaのエフェクト、ワープスタビライザーをかけてあります。