YOUTUBEに動画「TOKYO WALKER」をアップしました。
狂乱のクリスマスシーズンが終わって、何を撮ったら良いのか思いつかなくなってしまいました。
山は枯野だし、雪景色を撮りに行く体力はないし、、、そこで最近製作したタイムラプス撮影用の器具、ウォーカー2号を町で使って移動撮影をしてみようと思いました。いつもの三脚は持って行かずに、ゴリラポッドとウォーカー2号で、いつもより普通っぽい街角の風景も入れて、町歩きの雰囲気にしようと考えました。
Music
rubber by Williamson
https://www.jamendo.com/en/track/1243…
creativecommons licenses / BY-SA 3.0
新宿・原宿・渋谷あたりで実際に撮影を始めると、上が平らになっている手すりが意外に少ない(丸い手すりが多いんです)、建物の段差も利用可能なのですが、お店のショウウインドウだったりして、そこではやりづらい。道路の先に歩道橋があるとウキウキしました。
ウォーカー2号はスライドできる場所ありきで撮影場所が決まってしまうので、不便な気もしますが、そこからカメラをどこに向けて撮影するか、考える楽しみがありますし、いつもは撮らない、ごくありふれた場所で撮影した映像が面白かったりする意外な発見もありました。
スライドできるものがない場所では、ゴリラポッドを置いたり巻きつけたりして定点撮影をして。編集時に擬似的にパンや、ズームの効果をつけています。
ウォーカー2号で移動撮影した画像を動画にするとガクガクの動画になってしまいますが、Adobe Premiereやadobe After Effectsのワープスタビライザーを使うことで、全体のガクガクや傾きをを平均化してくれてヌラ〜ッとしたなめらかな動きになります。それでもゆらゆら感や傾きが気になるところでは、さらにAfter Effectsのモーショントラッカーを手仕事的にかけて揺れを抑えています。
ウォーカー2号での撮影では、昼間の1/60秒ぐらいのシャッターならレリ−ズのインターバルを1秒にして、シャッターを切って移動してもあまりぶれることはありませんが、夜景になると1秒ぐらいのシャッタースピードになるため、インターバルを2〜3秒にしています、それでも調子に乗ってくると、ついついシャッターが閉じる前に移動を始めてしまい、盛大にぶれた画像を作ってしまうので、シャッターの閉じた音を確認して移動することに気を受けました。
それでも10分近くこの作業を失敗なく続けるのは意外に難しく、途中数カ所ぶれた画像ができてしまいます。その場合はぶれた部分をばっさり削除して短いカットとして使うか、どうしても長いカットにしたい場合はそのコマだけを削除して、コマ飛びを無視して使うかしています。簡単な道具なので使い慣れることで、結果が良くなって行くものだと思います。