水玉と波

DOTS AND WAVES TOKYO
有楽町、銀座、新橋あたりで撮影した映像に、Adobe After Effectsの「時間置き換え-Displacement Map」「CC Wide Time」などのエフェクトを加えて作ってみました。
CAMERA LUMIX DMC-FZ1000

music
Not Alone In Kyoto – part 2 (2011) by PROJECT DIVINITY
https://www.jamendo.com/track/834579/not-alone-in-kyoto-part-2
creativecommons licenses / BY-NC-SA 3.0
以前から、自作の映像の中で時々使っている「Adobe After Effects」のエフェクト「CC Wide Time」「時間置き換え-Displacement Map」をもう少し試してみたくて、実験映像的なものを作ってみようと思い立ちました。
撮影:3月下旬の平日、13時頃から有楽町に出て撮影、駅周辺、銀座の交差点、ギンザシックスの屋上で夕暮れ。あまり体調が良くないかなと思っていたら鼻水がどっと出て止まらなくなってしまいました。せっかく来たので少し歩いていれば治るだろうと、築地方面に歩き出し、築地市場正門から新橋方面へ、カレッタ汐留から地下に入り新橋駅で九時半頃終了。鼻水は止まらず、東京国税庁のコンビニで買ったポケットティッシュ4パックがあっという間になくなりました。
成果はタイムラプス12カット、2K映像90カット、2K/120fps映像5カット4K映像8カットぐらい。
思考力も低下していたのか、元から夜の映像はいらないと思っていたのを忘れて、いろいろ撮った夜景が全てボツ。でも、新橋の地下通路の巨大看板を思い出して最後に撮っておいたのは役に立ちました。
編集:だいたい1週間ぐらいかけてコツコツ進めて行きます。
1.撮影した全ての映像を見て、使えそうなところを探し、紙にメモ。
2.紙のメモを見ながら12秒くらいずつをAeに取り込み。
3.エフェクトを指定してレンダリング書き出し(mp4で、本当はここはロスレスだけどエフェクトの実験と割り切って、作業性を重視)。
4.気に入った絵ができるまで工程3を繰り返し、できた素材を「Adobe Premier」に読み込み、タイムラプス部分、音楽、タイトルなどを追加して組み合わせ、気に入るまで繰り返し書き出して完成。
5.今回は、タイムラプス映像にもエフェクトを加えたくなり、さらに4.の書き出し映像をAeに読み込みエフェクトを加えて入れ替えたりしました。
今回はエフェクトの実験をしたかったので、画質にはあまりこだわっていません。それでもデジタル編集の効果であまり画質は落ちている気がしません。過去にはビデオアートの巨匠ナム・ジュン・パイクなどアナログビデオのノイズの魅力を追求した方もいたので、かえって寂しいくらいな気もします。
今回は製作途中でなんか意味のないめちゃくちゃな映像を作っているのかもと心配になり、一応音楽と同期できそうなところを探してみたり、何もエフェクトを加えていない映像を挟んでみたりして、見る側の人が投げ出してしまわないようにしてみました。巨匠でもないし、本当にぶっ飛んだ映像を作りたいわけでもないので、この辺が自分の限界かもと思ったりもしました。