今回のオーディオスペクトラム、動きや素材は固い無機質な感じにして、そこに音楽と同期して変化してゆく部分を加えてみようとしました。
シャッターの様な矩形をならべた形を3つと、円と正方形でマスクした形を二つ、それと白い点々が2本、それらがゆっくり移動してゆく動きをつけています。お互いの重なり合いで画面が常に変化してゆきます。
Adobe Aftereffectで音楽を分析して作ったキーフレームを元の5種類の矩形それぞれにかけた「色相/彩度」エフェクトに同期させて色の変化。
スケールに同期させて大きさを、音楽の変化に合わせて変わってゆくようにしてみました。
変化の幅と元の色味はエフェクトの色相にエクスプレッションを設定して決めていて、大きさの幅は各矩形のスケールに設定したエクスプレッションで決まるようにしました。
最初、音楽のキーフレームのままでは、変化が小刻みで忙しすぎたので、キーフレームにsmoothエキスプレッションを設定して、全体の変化を滑らかになるようにしています。
エキスプレッションの使い方はネットで調べているのですが、このsmoothの使い方がわからず、参照するキーフレーム側に書くものだと分かるまで結構かかりました。
という感じで出来上がったのは、いまいち動きの少ない退屈な感じになってしまいましたが、これも実験の結果。結構勉強にはなった回でした。