フランス旅行13

5日目の続き。ホテルで相棒と合流して、まずはモンマルトルの丘方面へ。
モンマルトルの丘はパリでいちばん高い丘で、サクレ・クール寺院、画家の広場などがあるらしい。僕は、映画「アメリ」の舞台になった街というのがいちばんの興味。地下鉄駅から出て、みやげ物屋の連なる参道を登ってサクレ・クール寺院へ。
fr137.jpg fr138.jpg
映画「アメリ」で見た回転木馬。長い階段の上にサクレ・クール寺院。
fr139.jpg fr140.jpg
階段の踊り場で後ろを振り返る、パリのパノラマが広がり始める。 さらに階段。
サクレ・クール寺院は19世紀後半に建設され、エッフェル塔と共にパリでは比較的新しい名所。普仏戦争、パリコミューンの内乱の死者を追悼するために計画されたが、40年の建築期間を経て、一般に公開されたのは、第1次大戦の終わりで、普仏戦争で敗北したドイツに逆襲した象徴と見るフランス人も多いとか。
fr141.jpg fr142.jpg
階段の両側に建つ大道芸人、どこかの映像や写真で見たおじさん。写真を撮らせてもらったので、足元のかごに小銭を入れたら握手してなかなか離してくれず、大声で知っている日本語の単語を話し続ける、良いダシにされてしまった。 階段を上りきって振り返る。さっきのおじさんまだ握手している。
fr143.jpg fr144.jpg
サクレ・クール寺院。 向かって左はルイ九世。右の騎馬像はジャンヌ・ダルク。中央にはキリストの像。寺院横の通路からドームに登れる事を思い出し、登ってみる事にする。
fr145.jpg fr146.jpg
狭いらせん階段を登り、屋根沿いの通路を通ってさらに登り、中央のドームの環状の通路に出る。300段ぐらいあったか?膝がガクガクになった。 太い柱が並んで、VR写真の撮影には向かない感じ、こんなはずじゃあ無かったけど、景色はとても良かった。霞んでいるけどエッフェル塔も凱旋門も見えている。 凝りに凝ったアパートの屋根の形が面白い、すぐ近くにある塔は何だったのか?帰って来て調べてみたがわからず、、、給水塔かな?。
fr147.jpg
これぞパリという感じの屋根が並ぶ景色。 階段を下りる。まだ午前中だが1日分のエネルギーを使い切ってしまった感じ。
fr148.jpg fr149.jpg
無名の画家達が集うというテルトル広場。広場という割にはテント式の野外レストランが建て込んで、予想とはだいぶ違う印象。 本当にテルトル広場に行ったのか?。
fr150.jpg fr151.jpg
丘を下る長ーい階段の壁の落書き。
fr152.jpg
さっきの画家達の絵より、趣があって楽しめる。
fr153.jpg fr154.jpg
庶民的な風情があっていい感じ。
fr155.jpg fr156.jpg
大通りに出ると見た事も無いような歓楽街。 セックスショップの看板が競うように突き出ていた。
fr157.jpg fr158.jpg
セクシーな下着が巨大なショーウィンドウに綺麗に飾られている。 そういえば映画「アメリ」の彼氏もアダルトビデオショップの店員だった。
fr159.jpg fr160.jpg
という訳で、大通りから坂を少し上って、「アメリ」ファンの聖地。 映画の中でアメリが勤めていたカフェ、「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」到着。クレーム・ブリュレも食べてみましたョ。 短い時間でしたが、次々と世界中のアメリファンが立ち寄って写真を撮って帰って行きます。映画ってほんとに素晴らしい。
fr161.jpg fr162.jpg
「アメリ」は2001年公開のフランス映画。モンマルトルに住む不思議ちゃんアメリの不思議な日常、チョットしたいたずらで、人を懲らしめたり繋ぎ合わせたり、不器用な人たちの愛らしくてちょっと変テコなお話を、監督のジャン・ピエール・ジュネが独特の映像で作り上げたファンタジックな映画です。フランスで大ヒット。日本でも単館上映から火がついて大ヒットしました。 アメリを演じたオドレイ・トトゥはその後「ダ・ヴィンチ・コード」などでもヒロインをつとめました。
fr163.jpg
向かいにある八百屋の搬入風景、木の箱を使っているのが、映画のセットのよう。
fr164.jpg fr165.jpg
地下鉄に乗って、次の目的地へ。 僕が写真を撮っている間に、相棒が次に行く所の道順を調べてくれているのでとっても助かりました。